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2006年9月24日 (日)

大和ハウスが石垣島のリゾートホテル計画を凍結か

先週訪れた沖縄の石垣島で次のような話を聞いた。大和ハウス(大和ハウス工業、本社大阪市)が沖縄県石垣島の米原海岸に敷地面積8万2000平方メートルのリゾートホテル建設を計画している問題で、大和ハウスは計画中のリゾートホテル建設を取りやめた。

石垣島の複数の情報筋によると、大和ハウスは、海外からも含め全国からの反対署名が一万人に達しようとしていることなど地域住民の建設反対運動が広がりを見せたのと、来年には米原海岸が国立公園に指定されることや、石垣市の八重山青年会議所がリゾート計画に懸念を表明し企業イメージの低下を恐れたため計画を断念したと見られている。大和ハウスは石垣市の大浜長照市長から建設計画容認のお墨付きをもらっていただけに計画を断念したことで地元の関連企業の間には動揺が広がっている。しかし今年に入ってから大和ハウスは地元への説明会、環境調査など建設計画はほとんど進めておらず、計画を断念したことで大和ハウス側にはさほどのダメージはないものと見られており、地元住民や全国の米原海岸ファンが訴訟を起こした場合の企業イメージへの損害を最小限に押さえようととして撤退を決めたものとみられている。

24日、民放のテレビが地球温暖化によるサンゴ礁の死滅を伝えていた。場所は沖縄県石垣島と西表島の間に広がる日本最大のサンゴ礁で石西礁湖と呼ばれる浅い海。このままだと10年から20年後にはこの海域のサンゴが死滅すると予想されている。大和ハウスのリゾートホテルが建設を計画する石垣島の米原海岸もこの石西礁湖の一部に含まれている。琉球列島を含む日本列島のサンゴ礁は、日本列島を北上する黒潮に乗せこの石西礁湖のサンゴから卵の供給を受けており、この地域のサンゴの死滅が日本列島全体のサンゴに与える影響は避けられない。

大和ハウスが撤退して一番喜ぶのは絶滅危惧種であるウミガメたちであろう。米原海岸はウミガメの重要な産卵場所であるから。もしもダイワハウスが石垣島から撤退する話が本当だとしても大和ハウスは撤退を正式に表明することはないだろう、10数年前にかつて住んだことのある長野県の飯綱高原で大和ハウスが我々住民の反対運動で地元への説明がないままにリゾートホテルの建設を諦めたことがあったが、その後、地元企業への配慮だろうか近隣の町にビジネスホテルを建てたことがある。今回も似たような結末になるのではないだろうか。あくまで希望的観測に過ぎないが。

台風13号の被害を受けた石垣島では現在もリゾート計画から環境を守ろうとする活動は広がりを見せている。

ウミガメたちを大和ハウスのリゾート開発から守るために

反対署名を希望する方はhttp://www.save-yonehara.org/

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コメント

まだ疑心暗鬼ですが、本当に撤退なら喜ばしい限りです。

ところで、シイタケ美味でしたね。昨年は木屑が混ざってしまい、水洗いせざるを得なかったのですが、今回はそのまま調理できました。本当に味が濃い。ありがとうございました。

投稿: HS | 2006年9月25日 (月) 19時46分

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