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2006年11月 9日 (木)

愛を唄う詩人

昨日の記事で初冬に鳴る雷を「雷起し」と書いてしまった。「雪起し」の間違い。ふと気がついて苦笑いしながら訂正しておいた。気づいた人も笑ったことだろう。雷起しじゃ、お菓子だ。

先日、シンガーソングライターの下田逸郎さんからDVDの完成披露パーティー&ミニライブと忘年会と一緒くたにした飲み会の招待状を頂いた。このDVDには下田さんの撮影した旅の映像や他数人の映像作家の作品が収められている。ぼくの映像も入っている。下田さんの唄と我々の映像とのコラボレーション作品でタイトルは「この世の夢 あの世の唄」となった。下田さんの唄は「愛」を語る唄が多い。、僕が「愛」を語ることは全く想像できないし、考えただけでも恥ずかしい気がする。しかし、ぼくよりも一回り年上で、初老の域に入りかけたと言えば失礼かもしれないが、彼が唄うとピタリとはまるから不思議だ。ちなみに僕の作品には「1999年のラブソング」という唄が流れている。唄からは全く想像できない映像も入っていると、編集当時は考えていたのだが、何回か聞いていくうちに、ピタリとはまってくるのだから不思議だ。

「愛の言葉じゃだめ 命ごと抱きしめて」と始まる歌詞には、1994年にメキシコで起こった先住民の反政府軍と政府軍との戦争で、ジャングルでライフルを担いだり、空に向けて発砲したり、馬に乗った反政府軍の兵士たちの映像から始まる。そしてカナダ、ブラジルの映像と続く。

そのほかの映像で印象に残っているのが、見事なまでに人間に似せたマネキンたちを撮った作品だった。DVDがいつ発売されるのかは分からないが一見の価値はあるので、その時はお知らせしたい。

下田さんとの出会いで、僕の撮影した映像の根底にはもしかしたら撮影対象者に向けた「愛」がテーマに在ったのではないかとも思ったりしてきた。九州で生まれ育ったぼくは照れ隠しをしてきたが、本当の自分の撮影テーマに気がついたような気がしている。

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