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2006年12月29日 (金)

大和ハウス石垣島のリゾートホテル建設強行へ

石垣島の大和ハウスが建設を計画しているリゾートホテル問題についてこれまで何度か書いてきたが、環境保護を訴えている地元市民がついに27日、石垣市の大浜市長と直談判し、建設反対を求めた。直接には建設予定地の農地を開発可能な土地に転用しないように求めた異議意見書を1万573人に達した反対署名と共に提出した。

市長が直接、開発に反対する環境保護派の市民と直接会うことは珍しい。市長は意見書を受け取り「重く受け止める」と言ったそうだ。市長は異議意見書の重さを知っている。この意見書を却下するようなことになればどうなるかよくご存知のことであろう。この大和ハウスのリゾート建設問題は法廷に場所を移すことになるからである。もしも提訴となれば、大和ハウスが環境破壊を続けてきた企業であることがバレバレになる。大和ハウスはこのために東京のテレビ番組のスポンサーになりせっせと金をつぎ込んで、なるべく穏便に報道してもらおうと、環境破壊企業としての大和ハウスのイメージ少しでも和らげようとしてきたわけだ。

大和ハウスは、地元で建設に関する説明をまったくと言っていいほどやらずに、地元企業に地元の一部の賛成派住民をおいしい餌で釣らせ、地元住民があたかも建設を賛成しているかのように、大和ハウスは自らの手を汚さずに建設賛成へと仕掛けてきた。http://plaza.rakuten.co.jp/daiwadaisuke/

石垣市には住民が賛成しているかのように説明させ、市は県に農地の転用を許可するように働きかけを行った。http://plaza.rakuten.co.jp/inunoosanpohonpo/diary/ この過程にウソをつかなけらば通らない無理があった。建設予定地の海はサンゴがほとんどなく、ウミガメは産卵することもない、とウソの報告をのうのうと行政に垂れ流した。このウソは環境保護派による徹底した現地調査によってあっさりとばれてしまった。映像によるサンゴの海を豊かさが再確認され、http://www.churaumi.net/yonehara/ ウミガメの産卵がひと夏に3度も確認された米原海岸はもはや自然の宝庫で有ることは誰の目で見ても明らかになった。http://www.save-yonehara.org/ でその映像が動画で見られる。

今年行われた石垣市長選挙で大浜市長は、米原のリゾート開発を容認する趣旨の発言を行っていた。選挙資金が大和ハウスから流れたかどうかは定かではないが、これまでの無理やりとも言える石垣市の手法を見ていると疑いたくなってしまう。いや、もしもそうであれば、全てが納得できる。またそうでない事を願ってはいるが---。

今月の10日にドキュメンタリー映画の上映会を開催した時に僕はある人に招待状を送っていた。その人は体調を崩していたために僕の映画を見ることができなかった。石垣島の人気月刊誌「やいま」で金城朝夫のペンネームで政治コラムを書いていらした在野のジャーナリストで、僕が石垣島で働いていた頃に大変お世話になった方だ。今日、入院先で僕のドキュメンタリーを見てくれたそうで大変感激されていたと、ご家族の方から伺った。彼なら大和ハウスの問題についてどんな記事を書いただろうかと常々思っていた。今日は彼の視点を借りてこの日記を書かせてもらった。

ボールは行政へと投げられた。受け取った石垣市や県の判断次第でボールは大和ハウスへと投げられる。フェアープレーかどうか、裁判所と世論が審判を務める。

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