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2007年2月16日 (金)

大和ハウスが破壊する石垣島の将来

大和ハウスが開発しないようにと農地転用への異議の申し立てを市民から受けていた件で石垣市は却下するとの決定を下したそうな。

問題の土地は、大和ハウスがリゾートホテルの建設を計画している沖縄県石垣市の米原海岸に隣接する農地である。

この米原海岸、かつてオーム真理教がキャンプを張った言わば呪われた土地でもあるが、大和ハウスはこれでハードルを越えたのだろうか。答えはノーである。この決定はあらかじめ予想されたもので、環境破壊に関する裁判の前段階ではよく行政はこの手の誤った判断を下すことが多い。

ともあれ、大和ハウスの担当者の首が皮一枚で繋がったままであるが、その皮がちぎれるのは時間の問題である。彼らのうちの何人かは依然としてリストラ対象者のリストに載っている。

環境保護活動に邁進する勇気ある市民の皆さんは、この程度の行政判断でホテルが立ってしまうなんて悲観することは無い。

20年くらい前に長野県の飯綱高原でも同じようなことがあった。大和ハウスは市民の貴重な憩いの場であった保安林を伐採して開発しようとしたことがある。この計画で市民の起した行政裁判途中に大和ハウスは何の説明もなしに撤退していった。その時も市民は行政に対して異議申し立てを行い、行政不服審査請求そして裁判所に提訴という手順を踏んだ。その時は皆で力をあわせて無い知恵を絞り、弁護士なしで全て闘った。裁判手続きは意外と簡単だった。裁判所の職員が意外と好意的で親切に説明してくれた。その結果、大和ハウスは計画から撤退した。

この会社は最後まで黙して語らず、地域への説明責任を果たすことなく、ずるい姿勢を貫いた。石垣島と違ったのは、当時大和ハウスは地元市民全体に建設計画を説明会を開き、その誇大妄想的計画をぶち上げたという点である。撤退に際して迷惑をかけた地元には一切の説明も無かった。だから石垣島の建設計画を地元市民を対象に公開しないまま、リゾート計画を進めようとするその病的体質は以前より増して悪化している。というより、長野県での失敗を生かして、なるべく公開しないようにして、一部の人間にだけこっそりと計画を教えて、石垣市の担当者や市長、沖縄県の担当者に黄金の饅頭なんかを配って、うまく事を進めようとしている。

これらの味噌と糞の区別もつかない人間たちに石垣島の未来を任せるわけにはいかない。これだけは断言する。

最近の動きを見ていると、野党である保守系の市議からもダイワハウスが行っている、架空の農業法人を使った農地転用のやり方に違法性をしてきする意見が出てきたのは大きな進展である。

その他いろんな状況から判断すると、大和ハウスは傷口が広がらんうちに早く撤退した方いいのだが。

撤退する大和ハウスのリゾート計画担当者は左遷かリストラされるだろうが、そんなことは知ったことではない。どこかの大和ハウスが建てたマンションの管理人でもやればいい、もっと惨めなサラリーマンを五万と知っている。

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