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2007年4月 3日 (火)

日本縦断の旅その六

今日も雪が舞った苫小牧地方。桜のつぼみはまだ小さく硬い。石垣島からの情報によると、8日の日曜日の夜11時ころからの番組で石垣島の八重山農林高校エコリサーチ部の活動を追ったドキュメンタリー番組をやるそうだ。テレビ朝日系のチャンネルで、「素晴らしき宇宙船地球号」だったかな。最近の石垣島に押し寄せる環境破壊の実態が少しでも分かる番組だろうと期待する。石垣島西海岸の米原海岸にリゾートホテルを計画し、自然を破壊しようともくろむ[ we build heartsのダイワハウス] のことも少しは放映するかもしれないので見てみようか。

日本縦断の旅は、連れ合いの実家のある山口県下関で数日のあいだ逗留。親戚が多いので楽しい数日を過ごした。元学校の先生で小屋造りが趣味のおじさん、レストランを経営するご夫婦、消防士でカメラ好きの若いお父さんとその子どもたち、お絵かき教室を開いているお姉さんとか、いろんな方々がいらっしゃるのでいつ行っても飽きないところである。特に魚が新鮮でおいしいのが気に入っている。

下関に居る間に博多方面にも出かけた。何年かぶりに弟夫婦にも会えて居酒屋で一杯やった。ジローの下宿先への引越しも終え、お墓参りも済ませたので、3月14日、下関を出発した。翌日の深夜に福井県敦賀から北海道行きのフェリーを予約したので、この日はできるだけ走ろうと決めた。とりあえずの目的地は出雲。高千穂に続き、またまた国生み伝説の場所にお参りすることにした。

南の海洋民族がこの国の基礎を固めたと信ずる僕にとって、この旅は大いに刺激的である。何しろ僕の作るビデオ作品のレーベルはヤポネシアビデオである。ヤポネシア思想と自らこう呼ぶ考え方は、沖縄地方の文化を中心に見据えた日本列島を一つの文化圏と見る「壮大な文化民族学的私案」の一つである。分かりやすくいえば沖縄はいわば日本人の故郷のようなところという意味で、しばらく石垣島に通ってみるとそんな気がしてならないのだ。今回は石垣島から北海道島までを船と陸路でたどる一生に一度の旅である。恐らく我々の祖先はアウトリガーをつけた大型のカヌーで琉球列島、九州、瀬戸内海を経て大和にたどり着いたのではないだろうか。また一部は日本海を北上し、北海道に達した。彼らは良港を探しその場所に「泊(トマリ)」という地名を日本海沿岸に点々と残している。また一部の勇敢な青年たちはさらに太平洋を渡り、現在はハイダ族(ポリネシア系民族)が住む北米西海岸に到達したのではないだろうか。

我らが一部エンジンを改造したスポーツカー仕様トヨタスターレットは高速道路を島根県の浜田市まで日本海へ抜けるルートを一気に走ることにした。下関で傷タイヤを交換したので気にせずに走られた。中国山地を縦断するルートで所々に開けた盆地には村や町が点在する風景が後ろに遠ざかる。ところがこの山間部の家が立派な農家ばかりなのに驚いた。茶色のピカピカに反射する瓦屋根でほとんどが統一されており、世界遺産に登録されてもおかしくないような村むらだった。今でいう格差の無い社会があちこちに存在していた不思議な風景であった。夕方に日本海へ出て、風光明媚な海岸沿いの国道を出雲へと急いだ。出雲大社近くへ到着したのは夜の8時ころだった。コンビニで夜食やビールを買い、観光情報紙で見つけたビジネスホテルへ投宿した。

続く!

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