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2007年7月22日 (日)

映画「善き人のためのソナタ」

8月に行くドイツのポツダム。ここは1989年まで徹底した監視国家、東ドイツであった。その国の若い監督が綴った映画を昨日見てきた。

ベルリンの壁が崩壊する5年前からストーリーは始まる。劇作家と女優のカップルを国家保安省シュタージュ局員の男が盗聴器を通して監視を始める。盗聴により聞こえる男女の愛、文学、音楽に影響された男が人間性を取り戻していく。

監督のドナースマルクは若干33歳であるが、彼はタブー視されてきたドイツの歴史を見事なまでの重厚な作品に仕上げた。2007年度のアカデミー賞外国語作品賞を受賞するにふさわしく、これまでに見た映画の中では最高の作品であった。

フィクションではあるが、1984年ベルリンの壁の中で起こった真実が描かれたみごとな作品に出会う機会に恵まれた。

ポツダムの映画祭参加するにあたりこの歴史的視点を忘れずに携えて行こうと思う。

苫小牧の小さな映画館シネマトーラスでは今日の午前9時30分から最終上映が行われる。もう一度見ようと思う。

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