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2007年9月28日 (金)

ジャーナリストの死

ビルマ(ミャンマー)でビデオ撮影中に兵士によって銃殺された長井健司さんに哀悼の意を捧げたい。

当初は流れ弾に当たったのではというニュースが流れたが、今日のニュースでは明らかに兵士が至近距離からライフルを発射していた。長井さんは撃った兵士を撮影していたのではないかと思われた。市民に銃口を向ける兵士を撮っていたように見えた。市民を抑圧する軍事政権の顔がそこに映っていたのだろうと思う。日本政府はこのビデオテープの返還を強く要求すべきだ。揺れる映像と共におそらく銃声が録音されているはずだ。福田新首相は強く抗議しなければならない。これ以上ビルマの軍事政権を許してはならない。ここで腰砕けの外交をやったんじゃ、やっぱりとばかり福田首相の人相そのまんまのだらしが無い政府の烙印が押されるだろう。

13年前になるが、メキシコで似たような場面に遭遇したのを思い出した。その時は先住民の武装蜂起の取材中でアメリカ人のカメラマンと移動中だった。町の中で出くわした政府軍の兵士に銃口を向けられたことがあった。その時は二人でその兵隊に大声を出して抗議した。幸いにも銃弾が飛んでくることは無かったが、今でもそのことが蘇ってくる。

長井さんはまさに命を懸けての取材中にビルマの地に倒れた。この日を忘れまい。

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2007年9月25日 (火)

ピンポンダッシュ王子

安倍前首相の会見を見た。激痩せで力ない声で突然の辞任を国民に謝罪していた。教育基本法、国民投票法など自民党の数を武器に「美しい国日本」の幻想をいだいた政治家の惨めな最後の姿を見た。あまりの無責任な政権放棄にどの面下げて出てくるかと見ていて、あんまり腹が立った。以前「ピンポンダッシュ」という悪戯が流行ったことがあった。他人の玄関のインターホンを押してダッシュして逃げる子どもがいた。安倍の顔を見ていたらピンポンダッシュして走り去る子どもの姿とダブって見えた。悪戯された側の大人が「この野郎!」と追いかけるが、逃げる方の足が速かったが、時々つかまる足の遅いのがいて拳骨をくらさわれ「ごめんなさい」と涙顔で謝るやつがいた。安倍くん、君にはピンポンダッシュ王子の称号を贈ろう。

さて、福田内閣が誕生した。早速その首相の足を引っ張る大臣が出てきた。鳩山法相は「死刑を自動的に執行する制度が必要」だという。ようするに死刑が確定した囚人はオートメーションのようにベルトコンベヤーに乗せればいいということだな。自分が死刑執行のゴーサインを出したくないので闇にまぎれて殺せばいいのか。人間の命はそんなに軽いのか。そんな考えだから命を粗末にする子どもが増えるんだ。バカタレが。

昨日支笏湖で久しぶりの釣行。フライフィッシングの師匠のH氏と湖南岸に行った。驚いたことにまだセミが鳴いていた。おいおい、9月の下旬だぞ。どうも地球がおかしい。この場所はいつも行くポイントであまり人が入らない。2,3年前は誰かが居たが、ひところにくらべると釣り人の数が減ったようだ。一時よりも涼しくなったが、水温は18度もあった。ちょうど気温と同じ。これからは気温より水温が高い逆転現象が続く。釣果といえば52センチのブラウントラウトが一本。師匠を差し置いて吊り上げた立派な体格のマスであった。釣りシーズンも残すところあと一ヶ月ほど。

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2007年9月23日 (日)

昨日は友人が子ども連れで我が家を訪れてくれた。4歳と1歳の女の子がかわいいのなんの、まるで天使が降りてきたようであった。孫ができたらこんなだろうなと女房と話した。

白化現象で死滅しそうだった珊瑚が生き返りつつあるという嬉しい石垣島から風の便りが届いた。水温上昇で死に掛けたていたが、その後の台風の襲来で海水がかき回されて表面近くの温度が下がったのだろう。電柱が倒れたり農業などの被害があったのだが、珊瑚が助かったのは不幸中の幸いであった。

昨日から白老町にあるアイヌ民族博物館でイタオマチプ(板つづり舟)の一般公開が始まった。友人の野本さんが製作したものだが、改めてアイヌの海洋文化についての説明におおいにアイヌ文化の裾野の広さを感じたわけだ。展示物のなかでもとりわけ僕の目が釘付けになったのは銛の刃先だ。クジラの骨を平たく削ってその先に鉄の矢を取り付けてある。その刃先に細いロープが着いていて3メートルほどの長さの銛の先頭にとりつける仕組みになっていた。主にメカジキ漁のためのもので大きさは手の平の半分くらい、実際の漁のときにはトリカブトの根を乾燥させてすりつぶしたものを松脂に混ぜて刃先につけたそうだ。見れば見るほど刃先には魂が込められているような気がしてしばらくその場を離れることはできなかった。製作者がいかに神経を集中して祈りを込めて削ったかが伝わるような代物であった

もしも、今の文明が終わり狩猟を余儀なくされる時代が来たときには実際にこの銛を作ろうと思う。

笑い事ではないぞ、皆の衆。

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2007年9月14日 (金)

アイヌ文化の担い手

丸木舟の横に板をロープで張り合わせた舟はイタオマチプと呼ばれる。北海道白老町にあるアイヌ民族博物館で進水式があって、撮影に行ってきた。その舟はアイヌ伝統の舟で、かつてはカジキ漁にも使っていた海洋向けの舟で、帆も使っていたそうだ。

友人でもある野本さんが初めてつくったイタオマチプは見事に湖に浮び、軽快に湖面を走った。彼は昨年、石垣島の船大工が造るサバニを見学に行ったほど研究熱心で、苫小牧で発掘された昔の舟の形を丹念に調べてきた。普段の仕事の合間を縫ってこつこつと仕上げた。当初は海で進水式をやる予定だったが今回は断念した。まだ研究の余地があったという。かつて彼のおじいさんが乗って漁をしたそうだが現在、海で操る技術を彼は知らない。操船技術を磨いて海でも乗ってみたいと抱負を語ってくれた。

進水式の前に行われた神々への祈りの儀式チプサンケは心のこもったいい儀式だった。久しぶりに心が洗われたいい儀式だった。われわれ日本人が失いつつある神々への祈りの儀式に参加できたことを嬉しく思う。儀式には確かに神々は降りてきていた。

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2007年9月12日 (水)

サヨナラ安倍総理

どうして辞めないのかという集中攻撃を受けていた安倍首相がきょう辞めた。テレビを見ていたら今度はみんながどうして辞めるんだと言う。

最初に安倍辞任のニュースを聞いたときは、精神疾患にかかったと思った。そうでも考えないと他に理由が見つからなかった。何で今なんだとだれもが思った。。さっきまでニュースを見ていたがやっぱり安倍くんは無理だったのだ。首相の能力が無かったにもかかわらず、彼を首相にしたやつらのおかげで彼は辞任に追い込まれたのだ。彼の表情を見る限り、首相どころかもう国会議員もつとまらんだろう。辞任会見はうわ言のようだったし、引退して家庭菜園で余生を送ることを勧める。無理だったんだよ君に首相の重責は。

あまりにも漠然としたスローガン「美しい国ニッポン」は君の幻想だったね。「試される大地、北海道」なんておそまつなのもあったけど。

最悪のシナリオは小泉の再登板。これだけはなんとしても阻止したい。外交、経済をふくめて日本は崩壊するだろうな。小泉政権が残した多数決の暴力的な手法で、教育基本法とか次々に強行採決してきたツケが回ってきたんだよ、安倍くん。まさか自殺せんだろうな。これ以上よけいなことするなよ。

結局は逃げるが勝ちか。

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