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2007年9月14日 (金)

アイヌ文化の担い手

丸木舟の横に板をロープで張り合わせた舟はイタオマチプと呼ばれる。北海道白老町にあるアイヌ民族博物館で進水式があって、撮影に行ってきた。その舟はアイヌ伝統の舟で、かつてはカジキ漁にも使っていた海洋向けの舟で、帆も使っていたそうだ。

友人でもある野本さんが初めてつくったイタオマチプは見事に湖に浮び、軽快に湖面を走った。彼は昨年、石垣島の船大工が造るサバニを見学に行ったほど研究熱心で、苫小牧で発掘された昔の舟の形を丹念に調べてきた。普段の仕事の合間を縫ってこつこつと仕上げた。当初は海で進水式をやる予定だったが今回は断念した。まだ研究の余地があったという。かつて彼のおじいさんが乗って漁をしたそうだが現在、海で操る技術を彼は知らない。操船技術を磨いて海でも乗ってみたいと抱負を語ってくれた。

進水式の前に行われた神々への祈りの儀式チプサンケは心のこもったいい儀式だった。久しぶりに心が洗われたいい儀式だった。われわれ日本人が失いつつある神々への祈りの儀式に参加できたことを嬉しく思う。儀式には確かに神々は降りてきていた。

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