« 捨て犬その三 | トップページ | カナダ先住民居留地撮影旅行その一 »

2008年2月10日 (日)

大和ハウスの石垣島リゾート問題が法廷へ

石垣島西海岸の米原海岸は市民の憩いの浜として利用者が多い。東シナ海に沈む夕日を眺めながら、シュノーケリングの疲れを癒すと「天国とはこういう場所をいうのだな」とそんな言葉が出てしまう。

夏になると、ウミガメが上陸し、必死の形相で親亀は200個あまりの卵を自らが掘った穴に産む。ひと月だったか砂の中で孵った子ガメたちは必死に重い砂を払いのけ、人生最初の難関を突破し、わき目も振らずに全速力で海へと旅立っていく。再びこの浜に戻ってくるのはわずか数匹。

石垣市中心部から車で30分も走ればこの米原海岸に着ける。この自然に目をつけ、大規模なリゾート地を作ろうとしているのが大阪に本社がある大和ハウスの子会社大和リゾートなる会社である。当初の計画では13階建てのホテルを建設するとぶちあげた。当然、反対の声があがった。一部の住民はその後、賛成にまわった。住民は賛成派と反対派に分裂した。そんな騒動のなかで市長選挙が行われた。現石垣市の大浜市長はこのリゾート計画に賛成している。市長は選挙中に大和リゾートの関係者と逢ったことを自ら認めた。市長は農地をリゾート開発できるよう判を押した。

大浜市長は景観条例をつくり島の自然を守ると言いつつもリゾート計画を認めるといった2枚の舌を使い分けている。

農業は島の重要な産業である。にもかかわらず石垣市はいとも簡単に農地をリゾート用地として本土企業のいわれるままに売り渡そうとしている。

昨日の八重山毎日新聞の記事にhttp://www.y-mainichi.co.jp/news/10409/なる記事が掲載された。

さて、大和ハウスっていう企業はほんとうに懲りない企業だなあ。何度かこのブログでも取り上げたが、いつまでたっても撤退しないものだから行政裁判に持ち込まれるわけだ。本業に専念しなさいと言っただろう?地震に強い家とか外断熱の家をつくるとか下手なコマーシャルでやってる通り、黙って住宅建設やればこんなことにはならなかったのに。

これで2回目だね。住民に訴訟起されるのは。前回は長野オリンピック前の長野県の飯綱高原リゾート開発計画だったね。これは撤退表明しないまま、地元住民を生活を引っかきまわし引き下がったね。

また、同じ失敗を繰り返すことになるのかい。リゾート計画担当者は今頃会社でどんな顔してデスクにすわっているのだろうか。

そういえば昨年、大和リゾートは赤字を隠す為に不正経理をやったと新聞やテレビで報じられていたのを思い出した。担当者はすでに会社にいないかもしれないな。ま、どうでもいい。

これだけ環境が国家的最重要課題として取り上げられても、一部の観光客の為のリゾート開発ってのは必要なのかい。これくらいの開発は地球にとってどうってことない、とでも考えているのかい。あんたたちのそんな考えが環境をここまで破壊してきたんだよ。いまや地球的規模の犯罪行為であるぞ。

そこのところ「ヨロシクお願いゴザイマス」だな。

|

« 捨て犬その三 | トップページ | カナダ先住民居留地撮影旅行その一 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大和ハウスの石垣島リゾート問題が法廷へ:

« 捨て犬その三 | トップページ | カナダ先住民居留地撮影旅行その一 »