チベット弾圧と北京オリンピック
20年前になるが、インドのダージリンというヒマラヤに近い町でチベット人のダワという男と友達になった。その旅のあと音信は途絶えているが、彼はチベットからの難民で、ダライラマ14世が中国軍のチベット侵攻でインドに亡命した同時期にダージリンに逃げてきた一人だった。ダージリンには多くのチベット人が暮らしていた。ダワは登山隊の荷物を運ぶための馬を飼っていて、その馬に乗ってヒマラヤ山脈の麓を旅したことを思い出した。
1949年、毛沢東がチベット侵攻を始めて以来100万人が死者行方不明になっているという。1989年の戒厳令布告でチベット弾圧を指揮したのが現在の胡錦濤国家主席。彼が創価学会の池田大作と抱き合っている写真もネットで流れてるな。
チベットから送られてくる犠牲者の写真を見た。血だらけで腸がはみ出している。そのほか見るに耐えない遺体の数々。テレビや新聞が伝えない情報はすべてインターネットからだ。マスコミは北京オリンピックが中止になると困るのでなるべく押さえて報道している。ヨーロッパではオリンピック開会式のボイコットに向かいつつある。
100万人が殺されて国内問題では済まされないだろう。ポルポト政権時代のカンボジアと同じ状況が60年近く続いている状況は無視できない。虐殺された民族の怨念は少なくとも10世代は続く。
北京オリンピック競技のボイコットもありうるな。ボイコットした方がいいな。オリンピックに政治を持ち込むなという論理はいかにも国家の論理、民衆の論理からするとオリンピックこそこうした国家犯罪をアピールする最も効果的な機会である。
オリンピック出場が決定している選手たちに言いたい。君たちの参加しようとしているオリンピックはチベット族の血が滲んだ五輪の旗の下で行われることを認識してもらいたい。一人でも日本人選手の中からオリンピック出場を辞退する人間が出てくるのを期待しているぞ。
崇高な理念と理性を持つスポーツマンよ出て来い!
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