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2008年6月 6日 (金)

先住民族アイヌ

日本の国会がアイヌ民族を先住民族と認めた。遅すぎるが一歩前進した。ただし、まさに一歩。

政府の対応が待たれるが、その対応とはアイヌを先住の民として認めるためにどんな法律を制定し、どんな利益をアイヌ民族が獲得できるかが問われる。

つまり土地の返還、狩猟の自由をどこまで認めるかであろう。そして、一番は心の問題である。首相がこれまでの民族的虐待の歴史を認め、正式に国会で謝罪するまでは、問題の最終解決とはならない。

先日、行ってきた宗谷ではアイヌ民族は夫婦が別々に引き裂かれ、男は離島の強制労働に駆り出された。つまり民族抹殺の行為が行われた結果、宗谷にはアイヌ子孫は残らなかった。これは民族差別などというなまやさしい言葉でごまかすことはできない歴史的事実である。詳しくは、

静かな大地
―― 松浦武四郎とアイヌ民族 ――
花崎 皋平 著

を読んでいただきたい。宗谷では著者ご本人が一部を朗読され、改めて日本の隠された歴史を再認識した。

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