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2009年2月13日 (金)

映画 おくりびと を観た

納棺師という職業があるのだそうだ。

僕は両親を病院で看取った。父親は25才、母親は36才のときだった。しかし、納棺するところは覚えていない。見なかったのだろうか。病院を出て、次にあったときはすでに棺おけの中に入っていたような記憶がある。

映画はチェリストがリストラで失業して故郷に帰り、納棺師になる物語りで主演は本木雅弘という元アイドル歌手、山崎努が納棺業者の社長だった。山崎努には参ったね。あの演技には改めて拍手したい。本木の演技が光ってたのは山崎との対比させた演出もあった。

冒頭で美女の死体を納棺するシーンで始まるが、遺体は性同一性障害の男性だったところから始まる。

最初から笑わせる。

この作品はアカデミー賞の外国語部門にノミネートされている。どっちかというとカンヌで受賞するような作品だった。

人間の生と死を考えさせられる作品で、肉親の死を経験した僕としては泣けた場面もあった。

かなり前に見た伊丹十三監督のお葬式という作品が上映中にちらちら見え隠れしていた。比較すると おくりびと のほうがよかった。人生の悲哀を深く感じさせた。

何より脚本がよかったのだが、演出、演技も最近の日本映画作品では群を抜いていた。

去年見た 人のセックスを笑うな は駄作だったな。最後まで見たのだが「それがどうした。タイトルに騙された」というのが僕の感想。

脚本といえば、去年末に放映した 風のガーデン(倉本聰) には舌を巻かざるを得なかった。あのスト-リーの組み立てはとてもじゃないけど人間業じゃあないね。

僕の知り合いのなかで倉本さんの作品についてまたは倉本さん自身のライフスタイルに賛否両論を聞くことがあるが、否定する人間はたいていやっかみ論で終わる。残念なことだ。

最近の自公政権政治を見てるとほんと情けない。池の中でメス(政権)を取り合うガマガエルの群れを見てるようで。

それにしても麻生首相が居座ってくれるおかげで、朝青龍に悪役を求める相撲ファンならずともテレビニュースが楽しみだ。いつやめるのか、本人もわからなくなってきたのだろうか。人相を見ているとどんどんあごが細くなってきている。自殺でなんてしなければいいが。民主党も今政権を獲っても、景気回復の道筋を描ける人間がいるのだろうか。オバマ大統領も人材不足で苦労しているようだし、他人(自公)の揚げ足取りもテイゲイにしとかんと命取りになるぞ。

命取りといえば、政府紙幣発行かい。一人20万円くらいもらえるってか。そんなはした金で景気が回復するのか? 200万くらいなら分かるが。

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