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2010年3月 6日 (土)

東川町上映会お礼と感想

昨夜5日、東川町での「静かなる闘い」の上映会が盛況のうちに終わった。

カフェレストラン風土に20人以上の方にお越しいただき、この場を借り厚く御礼申し上げます。

プロジェクターがうまく作動せずに最初の部分が数秒ほどカットされたことを除いては、盛況のうちに終了した。

奥さん手作りのおにぎりと玉子焼きの軽食付きというカフェならではの上映会だった。映画館では味わえない手作りの上映会となった。昨年、十勝清水での上映会場レストラン「シアンルル」とはお知り合いと聞いてびっくり。北海道は広いようで意外なところでつながりがあって、おもしろい。類は友を呼ぶのであるなあ。

撮影の現地リルワットに行ったことがあるという北海道新聞の古い知り合いの記者も来てくれ、先住民族、環境問題に詳しく興味深い話を聞けた。

旭川に近いこともあり、上映後の話題は先住民族アイヌについての発言が多かった。いわゆる「先住民族問題」という言葉は、あたかも先住民族に問題があるような印象を与える。実際には「非先住民族」の問題である。我々の問題意識が問われているのである。

印象に残ったのは今の地球環境についての質問があり、僕は「もう手遅れかもしれない」と話したところ、反論があり「遅いということはなく、環境破壊から守る地道な行動がひつようだ」という意見があった。もっともだと思い少し反省した。

江戸時代から明治にかけての北海道開拓は一言で言うと、アイヌ民族を絶滅させようとした暴力的な政策だった。同時にアメリカ式の酪農導入を考えた明治政府は毒えさを使いエゾオオカミを絶滅にいたらせた。生態系の破壊のつけが今になって我々に降りかかってきている。エゾシカの増えすぎで農業、林業への被害は甚大である。

もう一度、北海道にオオカミを増やすことを本気で考えるべきだと言う僕の意見に反対の意見はなく、大陸オオカミだとエゾオオカミに近い種なので、知床で実験することも可能ではないか、との意見が聞けた。

朱鷺の復活もいいけど、なんだか気休め的で情緒的な感じがする。朱鷺が生態系に与える影響はほとんどないといっていいのではないか。それに比べて北海道の生態系復元にオオカミの果たす役割は大きいと思う。真剣に考えるときではないだろうか。だれか本気でやる人はいないのだろうか。

次回以降の上映会は今のところ未定。

上映会の出前出張は面白い。20人ほど集まれば和気あいあいのアットホームな上映会が生まれ、上映後の皆さんの表情が見れるのがいい。

上映希望の方はご相談にのります。

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