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2011年7月27日 (水)

テレビ無しの生活は静かでいいぞ

我が家のテレビは24日に映らなくなった。

デジタル化した世間の流れに逆らってそのままにした。ところがこれが静かで、世の中こんなに静かで時間がたっぷりあったのかと驚いている。

なんだか、清々しい。

ワールドカップ予選が始まる頃にはデジタル化する予定なのでしばらくこの静けさを楽しもうと思う。読みたい本も何冊もたまっているし。

今読んでるのが 「(改訂新版)エントロピーの法則---地球の環境破壊を救う英知 ジェレミー・リフキン著」 ちょっと古い(初版は約20年前)なのだが古本を安く買った。

エントロピーの法則とはエネルギーの移動の法則とでもいう造語だそうだ。

内容は現代文明のエネルギー浪費を批判する内容で、現在の文明のどこが間違っているかがよく分かる本だ。

地球温暖化の原因をCO2だと限定している以外はまったく腑に落ちる内容だった。

ニュートン力学を信仰し続けるアメリカ中心の現代文明に警鐘を鳴らし、ウラン、石油などの地下資源に頼る文明では人類に未来はないとしている。

中国はアメリカの侵した間違いを真似している。尖閣列島の天然ガスを奪うのに必死な中国の未来は暗いといえる。超大国は内部分裂するかもしれない。

福島原発事故を起こした日本人は今、これまでの間違った方向を修正できるのかどうかで、日本の未来が決まる。この本を読むと自民党の谷垣党首の原発推進発言がどれだけ間の抜けた発言かが分かる。

人類に未来があるとすれば、有限な地下資源エネルギーから早く脱却し、自然エネルギへ転換できた時だ。

元代議士でアイヌ民族作家の故、萱野茂さんはこう言ったそうだ。

「アイヌは自然の利子を食べて生きてきたから自然を破壊することなく生きてきた。(山菜や鮭、鹿の数を減らすことはなかった)が今の日本は自然の元本を食べて生きている(限りある地下資源を浪費している)。こんな簡単な経済観念が経済大国の日本人にどうして分からないのだろうか」と皮肉をこめて語っていたそうだ。

これぞエントロピーの法則を見事に語っている言葉である。

今回の福島原発の事故を教訓に出来ないのであれば、人類の時代は終わる。

次の地球は昆虫の世界にでもなればいいさ。

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