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2011年10月11日 (火)

パネルディスカッション

本題に入る前に今日の出来事。

白老で撮影中、ほんの5メートルほどの横でカラス2羽に追われた鳩が建物のガラス窓に衝突した。

一瞬、脳震盪を起こしたようでキョトンとした鳩だった。鳩は豆鉄砲を食らったような顔をしてその場を動くことができない。

カラスが鳩に襲いかかろうとしたその瞬間、鳩は僕の足元をめがけて飛び込んできた。僕の足との距離は10センチだった。

おそらく人間に飼われている鳩なのだろう。足元で体を震わせてうずくまった鳩に僕は「ラッキーだったな」と声をかけた。

しばらくカラスは近くの木の枝に止まって鳩を見ていたが、その内に姿を消した。見上げると屋根の上でもう一羽の鳩がこっちをじっと見ていた。カップルの鳩だったに違いない。

カラスは狩りをするのだと初めて知った。普段はゴミをアサっているカラスしか見ない。少しは見直したぞ、カラス。

ここから本題。

―パネルディスカッション(panel discussion)とは、討論形式の一つである。掲げられたテーマについて、異なる意見を持った複数(3人以上)の討論者によって、公開で討議を行う― とウィキペディアに書いてある。

先日、苫小牧市内のホテルで行われたCCS計画(CO2を地中に戻す技術)のパネルディスカッションが行われたのだが、登壇者全員がCCSに賛成の意見ばかりで笑ってしまった。

これじゃあ、みんなが賛成する”北朝鮮のディスカッション”みたいだ(見たことないけど)と思った。

討論するにも反対意見がない。顔から火が出そうなくらい恥ずかしい低民主主義レベルを見てしまった。

北電の原発に関するパネルディスカッションもこんな感じだったに違いない。いや苫小牧よりもっとエゲツナイ。サクラを動員したやりかただったらしいからな。

こんな討論会やってる日本は馬鹿にされるぞ。正直、外国人がいなかったからよかった、と思っている。

最後になって会場からの質疑応答でようやく反対意見が出てきた。

市民は良く勉強している。

中越大地震の発生時にCCSをやっていたとか。恐竜時代はCO2濃度が今の8倍から16倍あったが地球の平均気温は今と差はなかった。そもそも、CO2が地球温暖化の原因ではない、とかCCSの存在意義自体を疑問視する意見には全く同感である。

やめたほうがいい。経済効果もほとんど期待薄だな。雇用増加にはつながらんだろう。

岩倉苫小牧市長は市民の生命とCCSを量りにかけて、判断を間違えることのないよう期待する。

しかし、あの様子じゃあ無理かな。

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