« 被災地からの便り | トップページ | アイヌ協会紋別支部 産廃処分場と公害防止協定を結ぶ »

2012年2月27日 (月)

日本人はなぜ騙されやすいか

最近アメリカのテレビドラマ「救急救命ER」を見ていいて突然脳裏を横切ったことがある。

アメリカ人は何故、自己主張が激しいのか。一方、日本人は何故、自己を消して世間の波に流されようとするのか。

今、改めて日本人の特質を問うことわざが妙に気になっている。それは「臭い物に蓋」「水に流す」「長いものに巻かれる」

そして「見ざる聞かざる言わざる」までくるとどうだろう。

これらのことわざの共通点はなんだ?

そうだ、現実逃避だ。

フクシマ原発の事故が起こった時の政府の対応が正にそうだった。

当時の枝野官房長官の記者会見を思い出してみると、

「放射能漏れは今のところ無い」水素爆発で放射能漏れが発覚すると「直ちに健康に影響は無い」

3.11当時枝の長官は家族をシンガポールに避難させたらしい(福島出身の人から聞いた噂だが)

小説家村上龍は当時自身のネットテレビで「パニックが一番怖いので今は政府の言葉を信じて僕は東京に残ろうと思う」と発言している。

もしも村上発言を聞いた福島の汚染地区の人々が自主避難を躊躇したのであれば、村上はとんでもない判断ミスを犯したと言わざるを得ない。

いったい何万という人が被爆したのだろう。

天皇家が事故後しばらくメディアに出なかったのは想像するにたやすい。

政府は福島で放射能汚染された国民をなるべく現地に閉じ込めて放射能汚染の拡散を封じ込めようとした。ようするに放射能汚染市民を見殺しにしようと判断したに違いない。

当時の菅内閣は刑務所行きも同然の行動を起こしたのだ。

福島原発事故の事故処理の議事録を抹殺したのはこういう理由だったとすれば、議事録を残したくない理由が説明できる。

先日、原発事故後に福島の森を調査した人と話をした。その人は鼻血を出しながら調査を続けたという。調査の結果、とんでもない高いレベルのセシウムを検出したという。

しかし、その結果を公表しようとしたら政府から圧力がかえられ、放射能汚染の実態は封じ込められた。

この日本という国の本質はもう救いようがないところまで来ている。

それでも大方の国民は政府の思うように放射能汚染から関心をそらそうとテレビを使って懸命だ。

しかし、深読みすれば原発に関心が言ってるうちに国民の管理体制の強化を進めてきている。

消費税、国民総背番号制度、TPP、沖縄基地移転問題。

これらは全てアメリカが喜ぶ政策だ。

今一番の日本での関心事は東日本大震災の被災地復興と何といってもフクシマ原発事故だ。

|

« 被災地からの便り | トップページ | アイヌ協会紋別支部 産廃処分場と公害防止協定を結ぶ »

コメント

日本人の精神の基本は農耕民族ゆえ、同じ土地に定住しつづけるために、争いを避けるのは必然的な精神構造という説があります。何せ1cmの土をつくるのに何年かかるというのが農業ですから。沖縄の大らかさも、狭い土地に住み続けるための知恵とも言われています。その点、狩猟民族は、他の土地に移動し続けることで成り立つライフスタイル。自分の信じる正義を主張しやすい。どちらが正しいかは、私には難しすぎてわかりません。

投稿: HS | 2012年3月 4日 (日) 18時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本人はなぜ騙されやすいか:

« 被災地からの便り | トップページ | アイヌ協会紋別支部 産廃処分場と公害防止協定を結ぶ »