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2012年3月13日 (火)

3.11から一年

3.11から一年、ますます政府の対応の未熟さというか無能さに怒りが募る。

NHKラジオのニュースでは被災地瓦礫の広域処理のキャンペーンを始まったようだ。

北海道苫小牧では瓦礫受け入れを検討している。海外では放射能汚染物質の広域処理は御法度だというのに、日本は処理を請け負うゼネコンに国民の税金が行き届くような政治を行なっているのが実態だ。

今の日本には放射能汚染処理に関する法律もないことを最近のガレキ受け入れ問題が明らかにしてくれた。

受け入れは地方自治体任せなのだ。

自治体が受け入れを表明すればそれでガレキの処理は進む。

とんでもない未発達の法治国家である。

北朝鮮並みの政治がまかり通るのが今の日本。

テレビを見なくなったのだけれど、日曜日の朝の「サンデーモーニング」は毎週見ている。3月11日の二人のゲストの原発の今後について意見が分かれた。

原発推進派の寺島実郎氏、原発廃止派の金子勝氏。

結論からいうと寺島の推進理由は全く説得力は無く、私は金子の廃止論に軍配を上げる。

寺島が言う、原発の技術は発展してきており将来的には有望なエネルギー源であるという。

寺島さん、そんなことはあんたが死んでからの話だろうが。

無責任にも程がある困った経済人だ。いや、こういう輩は経済屋とでも呼ぼう。

地震列島に原発があること自体、あすにでも次のフクシマが起こっても不思議ではないのである。

人間は宇宙の仕組みの4%しか把握できていないというではないか。後の96%は暗黒物質と暗黒エネルギーという人類の計り知れない世界で満ちている。そんな未熟な人類が放射能をコントロールしようというのがそもそもの間違いである。

実際、フクシマ廃炉に数十年も要するというのが人類の叡智の限界を示している。今の世代に放射能の封じ込めはできない、と宣言したも同然だ。

原発のウランサイクルを考えるに、まずウランを掘り出す段階で大地を放射能で汚染する。ウラン鉱山のあるアメリカ先住民のナバホ族の一人が私の目の前で放射能汚染の実態を訴えていたのは2年前だった。

ウランの濃縮を経て、燃料棒を発電所で燃やす。この段階でも放射能の完全封鎖は不可能である。

時々、人体には影響の無いという嘘の放射能漏れ事故のニュースが流れる。泊原発付近の海には見たこともないような大きなアワビが岩に張り付いているというのを原発作業員から話を聞いた。請け負い業者には口外してならないと北電から強く言われたと証言している。アワビの遺伝子が傷ついて巨大化したのだ。

原発の使用済み燃料は処理できないまま溜まる一方。

一部はフランスに運ばれ、再処理される。

再処理のリサイクル率はわずか10%。

残りの90%はあの悪名高き劣化ウランとなる。

そして湾岸戦争やイラク、アフガニスタンで劣化ウラン弾として使用された。劣化ウランは鉛よりも重いので戦車の厚い甲壁を突き破るのだそうだ。地下深く突き刺さり、秘密基地を破壊するのだそうだ。民家が近くにあろうが、無かろうが関係なく劣化ウラン弾はぶちこまれ、一般市民が被爆する。原爆症と同じ子供が生まれてきているのだ。目が一つ、小頭症の子供が生まれている。

我々はフクシマで被害者となり、アメリカの戦争で使用される劣化ウラン弾の原料を提供している加害者なのである。

原子力発電所とは、言い換えれば核兵器の原料製造工場なのだ。

これがサンデーモーニングのコメンテーター寺島のいうウランの技術は日々進歩しているということなのだ。

恥を知れ、寺島。 Shame on you !

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