« 震災が | トップページ | アイヌのおばあさんの本が再販 »

2012年7月15日 (日)

市民は岩倉市長に対して震災瓦礫の受け入れ撤回を要求

苫小牧岩倉市長に放射能汚染がれきの受け入れ撤回を求めた集会が13日行われた。

市民側は市長の説明には全く納得がいかず、さらに疑問が深まったとして下記の宣言文を発表した。


                   宣言

震災がれき受け入れの白紙撤回を要求します。

私たちは、本日、岩倉市長の震災がれきの受け入れの説明を受けました。しかしながら、疑問が深まるばかりです。

問題点の第一は、市長の決定が市民不在で行われたことです。「情報共有」「市民参加」「協働」が、市の憲法というべき自治基本条例において町づくりの基本原則とされています。にもかかわらず、市長は決定過程を公表せず、市民不在のままに受け入れを決めました。このことは、市長の暴走であり、市民参加の否定です。「説明する」といっても、結論を変える意思がないのですから、押しつけになります。

第二に、放射性物質への考え方です。放射性物質の集中管理は、市が説明に使うIAEAでも基本原則としています。またドイツ放射線防護協会も日本政府に対し、震災廃棄物やがれきの移動を中止するよう求めています。放射線レベルについても、現在の基準値がしっかりした科学的根拠に基づくものではありません。市長は、市民を危険にさらさない責任を放棄しています。

第三に、震災がれきの受け入れを復興協力の支援のためとしていますが、これについてもさまざまな問題点が指摘されています。今回受け入れよていのがれきを出している岩泉町伊達勝身町長も「無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けたほうが地元に金が落ち、雇用も発生する」と述べているのです。苫小牧市の受け入れは、被災地の雇用を奪い、復興予算を横取りすることになりかねません。さらに、宮脇昭横浜国立大学名誉教授らは、がれきを活用して防潮堤・防災林を造成すべきと提言されています。その場合には、被災地にとってはがれきは資源でさえあります。

第四に、市長は安全性を強調していますが、安全の確認自体を市民参加でなされるべきです。震災がれきには、放射性以外の有害物質による汚染も指摘されていますが、その検討結果も不明です。がれきの再利用過程の安全性確認の方法も風評被害の保証への姿勢もすべて実態不明のまま進められています。安全を保証したという専門家の名前さえ明らかにしない不透明な行政に、環境保全の責任を委ねられるのでしょうか。

私たちは、市民不在のままに、震災がれきを受け入れて、環境汚染の危険性を招くことを認めることはできません
。決定を白紙撤回し、市民参加で一から検討し直すよう求めることを、ここに宣言します。

2012年7月13日 参加者一同。

以上の他にも岩倉市長と岩倉グループ企業との瓦礫受け入れについての疑惑もくすぶっている。
とにかく、岩倉市長をはじめ取り巻きの役人たちの放射能に関する知識の低さにはあきれかえる。何度でも言うが福島第一原発の事故で放出された放射能は猛毒である。これは紛れもない事実であり、一度その猛毒に汚染された地域の廃棄物は現地で集中管理するのが国際的なルール、常識である。そんなことも知らない連中の暴走は許されないのである。

|

« 震災が | トップページ | アイヌのおばあさんの本が再販 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 市民は岩倉市長に対して震災瓦礫の受け入れ撤回を要求:

« 震災が | トップページ | アイヌのおばあさんの本が再販 »