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2012年11月22日 (木)

鳩山元首相の引退

鳩山氏が首相を辞めたきっかけは沖縄の普天間基地移設問題だった。鳩山氏の本音は普天間は県外、国外だった。結局「普天間は辺野古へ」と言って辞めた。あの時、ぼくは鳩山氏の引き際の不味さを非難した。

首相をやめたあとも鳩山氏は官僚の天下り、TPP、消費税増税に反対した。

そして、昨日の政界引退表明だ。

小沢、鳩山氏の離党、引退をもって野田民主党は党内の粛清を完了させた。野田の政治手法はソ連のスターリン、北朝鮮、カンボジアのポルポトがやったことと同じである。地方分権とは程遠く、TPPに反対する最大の敵を切り捨てた。地方の意見を抹殺した野田のやったことは共産党と同じで中央集権的だ。

一方、自民党の安倍はすでに首相の椅子に座ったように笑いが止まらない。しかし、一番喜んでいるのが、アメリカ。

アメリカの使いパシリ野田はこれで御役御免。運が良ければ政治家を続けられるかもしれない。運が悪ければ、中川昭一のように酒の毒をもられるかもしれない。日米の摩擦の中で死んでいった政治家は何人もいる。

ソダーバーグ監督の映画のような話になってきた。

鳩山民主党の主張はこれまでに比べ最もまともだった。民主党政権が誕生して期待した。アジア重視、コンクリートから人へ、官僚の天下り禁止と消費増税問題、反TPPなどなど。

大手マスコミは、アメリカの意向に沿わなかった政治改革を支持せず鳩山氏を見殺しにした。メディアに洗脳された選挙民は鳩山氏の引退を歓迎しさえした。

次の選挙後、安倍政権が民主の残党、維新連合と組むならば、と思うと絶望的な気分だ。

中国、韓国、北朝鮮とは緊張状態が続き、沖縄の米軍基地は存続する。人々の感情は爆発する。そうなると沖縄は独立運動が本格化すると予想される。北海道でもそろそろ独立論が語られてもおかしくない状況だ。TPPは北海道の農業に決定的な影響をもたらすからだ。

百年かかってもこの国の政治が国民のものになることはないかもしれない。日本の政治はそれほどの重症だと思う。政治家、官僚たちの生活を支えるため、日本人の多くは、大好きなアメリカの下、民主主義という名の下、自由経済の下、官僚政治の下、生かさず殺さずの奴隷として生き、奴隷として死んでくのだ。

政治家を辞めた鳩山氏は今後は人材の育成、内外の平和に力を注ぐという。そのほうが彼のセンスが発揮できる。

鳩山の政治改革の方向が正しかったことはいずれ歴史が証明することになる。

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