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2012年12月10日 (月)

映画「ルート・アイリッシュ」と安部自民党の政策

敬愛するケン・ローチの監督作品「ルート・アイリッシュ」(2012) http://eiga.com/movie/57644/ を観た。バグダッド空港から市街地を結ぶ道路をそう呼んでいる。アメリカの要人にとっては最も危険なルートで彼らを擁護する用兵の帰国後の物語である。最初から最後まで緊張感が途切れるこのないすばらしい演出だった。作品「麦の穂を揺らす-」ではアイルランド独立戦争がテーマだった。相当なサッカーファンであるケン・ローチはマンUで活躍したエリック・カントナのための映画も作っている。

ケン・ローチは、用兵の目を通してみたイラク戦争を民間人を平気で殺す戦争として描いた。これは事実である。大量破壊兵器を隠し持っているという嘘の情報を世界に垂れ流し、アメリカのブッシュJR大統領はイラク戦争を開始した。この戦争にイギリスは加担した。イギリスが参戦したイラク戦争の本質を描いていると思った。

日本もこの戦争を支援した。戦争が始まった当時、毎日新聞の論説委員だった岸井という人間はテレビでこの戦争を日本は支援するべきだ、とつばを飛ばして話していたシーンを今でもよく覚えている。この新聞人は現在も「サンデーモーニング」というTBSの人気情番組でバカでかい声を張り上げている。

自民党の安部総統は自衛隊を国防軍と改名し、集団的自衛権というあいまいな言葉でアメリカの戦争に日本の自衛隊を投入する計画だ。世界史上まれに見る暴力国家アメリカは、いまや世界のつまはじきとなってるのを我々日本人はあまり知らない。アジア・アフリカはもちろんヨーロッパでもオーストラリアでもアメリカは嫌われている。そのアメリカに尻尾を振って擦り寄ろうというのが今の野田民主党であり、野田を上回るおっちょこちょいが安部総統である。前回の首相時代に訪米し、ネオコンたちから「日本から本当のバカが来た」と言われたくらいである。アメリカ人からみてもアメリカに擦り寄る日本の政治家はネオコンからもバカにされているのだ。

イラクに自衛隊が行き、アメリカの後方支援でイラクの民間人を殺す役目が自衛隊に課せられる可能性が大きい。自衛隊員は覚悟するべきだ。今度こそ本当に戦場行きだな。

日本のマスメディアはそうなった時に自前の特派員を現地に派遣するのだろうか? 今までの戦争取材は命知らずのフリーランスをはした金で雇って取材させていたが、自衛隊がイラクで砲弾をぶっぱすとなると、そうもいかないだろう。中には勇ましい記者やカメラマンもいるだろうが、まず死人が出るのは覚悟しなければならない。紛争地域での仕事だから保険金も支払われないだろう。

海外のメディアが日本の右傾化を伝えている。安部自民と維新がくっつけば日本は世界から極右政権としてレッテルを貼られる。中道政党「日本未来の党」を無視しているマスメディアは極右政権誕生に手を貸しているといっても過言ではない。安部自民は日本にとって最悪の選択だ。現在の日本の政治状況は、もはや戦後ではなく、戦前である。

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